けつろん
結論
大きな声で「アオーン」と鳴くのは、呼びかけ・要求のほか、発情期の相手探しの声のことも。いつ・どこで鳴くかで意味が変わります。
出やすさの目安
- 人や仲間を呼ぶ・空腹 → 要求の声
- 未去勢・未避妊で外を見ながら → 発情期の声のことも
- シニアで夜中に急に増えた → 不調・認知の変化、受診を
意味と考えられる理由
アオーン、と母音を長く伸ばす大きな声。ニャーより低めで、廊下や夜の部屋に響くと少し切なく聞こえる、存在感のある鳴き方です。声の大きさに驚いて「どうしたの」と駆けつけたくなりますが、意味はいくつかに分かれるので、順に見ていきましょう。 家の中でいちばん多いのは、呼びかけ・探し声です。人の姿が見えなくなったとき、別の部屋から「どこにいるの」と呼ぶように鳴く。名前を呼び返したり顔を見せたりすると鳴き止むなら、まずこれです。ごはんや遊びの要求が乗って、ドアの前や餌置き場の近くで鳴くこともあります。ふだんのニャーより訴えの強度が一段上、と考えると分かりやすいです。 もうひとつ知っておきたいのが、発情期の声です。避妊・去勢をしていない猫は、相手を呼ぶために、外へ向かって大きく長い声で鳴くことがあります。窓の外を見ながら、夜に集中して、時期が来ると繰り返す。この組み合わせなら発情の可能性が高めです。声の大きさに困っている場合の対応は、獣医師さんに相談するのが近道です。 夜中のアオーンには、若さゆえのパターンもあります。体力が余って夜に活動的になり、遊んで・かまってと大声になるケースです。日中と寝る前にしっかり遊んで発散させると、夜が静かになることが多いです。夜の鳴き全般は「夜に鳴く(夜鳴き)」の項目にまとめています。 年を重ねた猫で、夜中の大きな声が急に増えたときは、少し注意が必要です。加齢にともなう体や認知機能の変化が背景にあることもあります。鳴き方の変化に、食欲・元気・行動の変化(うろうろする、ぼんやりする)が重なっていないかを見て、気になれば早めに獣医師さんへ。 アオーンを読むコツは、いつ・どこで・誰に向かって、の3点です。人を探す声なら返事で落ち着き、発情の声なら時期が過ぎれば収まり、要求の声なら内容が叶えば静かになります。どれにも当てはまらず鳴き続く時間が長いときは「鳴き続ける」の項目もあわせて、様子がいつもと違うなら獣医師さんに相談してください。
すずの場合
すずのアオーンは、ほとんど聞いたことがありません。家の中の人が少なくなったときにぽつんと鳴くことがありますが、それも長く伸びる声ではなく、短いニャー系です。アオーンと長く鳴く日が来たら、何を伝えたいのか、場面をよく見てみるつもりです。
気をつけたい点
シニア猫で夜中に大きく鳴くことが増えた場合などは、体の不調や認知機能の変化が隠れていることもあるため、気になるときは獣医師さんに相談を。
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よくある質問
夜中にアオーンと大きな声で鳴くのはなぜですか?
人を探す呼びかけ、遊んでほしい要求、避妊・去勢をしていない場合は発情期の声などが考えられます。シニアの猫で急に増えたときは、体や認知機能の変化のこともあるので獣医師さんに相談を。
アオーンと鳴いたら返事をしてもいいですか?
人を探す呼びかけなら、声を返したり顔を見せたりすると落ち着くことが多いです。ごはんの要求に毎回応えると鳴き声が増えることがあるので、そこだけ加減してください。
発情期の鳴き声はどう対応すればいいですか?
時期が過ぎればいったん収まりますが、繰り返します。声の大きさに困っている場合は、避妊・去勢も含めて獣医師さんに相談するのが近道です。
参考にした考え方
- 要求・呼びかけ発声に関する一般的な知見
- 発情期の発声とシニア期の行動変化に関する一般的な猫の行動学の知見