
結論
子猫が夜に走り回るのは、多くの場合、薄明薄暮性という猫の性質と昼間にためたエネルギーによる自然な行動です。無理にやめさせるより、寝る前に短くても集中して遊び、人が寝ている時間は安全な場所で休んでもらう形に整えるのが現実的でした。いつもと様子が違うときは獣医師に相談を。
夜、そろそろ寝ようかという時間になると、急にスイッチが入ったように走り回る。うちのすずは、毎晩9時を過ぎるとこれが始まります。家族は10時には寝たいのに、本人はここからが本番……。同じように「子猫 夜 暴れる」で検索した方に向けて、この記事では次の3つをまとめます。
- 子猫が夜になると走り回る理由
- すずの「夜の運動会」と、うちの付き合い方
- 寝る前の遊び方と、夜の安全のためにしていること
子猫が夜に暴れるのはなぜ?
結論から言うと、多くの場合は病気でも問題行動でもなく、子猫らしい自然な行動です。理由はおもに3つあります。
- 猫はもともと薄明薄暮性:完全な夜行性ではなく、夕方や明け方に活発になりやすい動物です
- 昼にたっぷり寝ている:昼間に寝てためたエネルギーが、夜にまとめて出てきます
- 狩りの本能:走る・飛びつく・隠れて狙う、は猫にとって本能的な「狩りごっこ」です
つまり「夜に元気になるのが普通」で、人間の生活リズムとずれているだけ、ということが多いんです。ただし、鳴き方や動きがいつもと明らかに違う、食欲がない、トイレの様子がおかしいなど、ほかの変化をともなうときは、早めに動物病院に相談してください。
すずは夜9時から「運動会」が始まります
すずは昼間、本当によく寝ています。夕方から夜9時くらいまでも、寝ていたり、ときどき起きてうろうろするくらいで、わりとおだやか。ところが夜9時を過ぎると、人が変わったようにリビングを全力で走り回りはじめます。
困るのは、家族がみんな10時ごろには寝たいこと。すずがいちばん元気になる時間と、人が眠る時間が、ちょうどぶつかってしまうんです。だから、本人が満足するまでたっぷり遊んであげられない日も多くて、少し申し訳ない気持ちになります。
それでも、「夜に元気なのはこの子の自然なリズムなんだ」と分かってからは、イライラしたり心配したりすることは減りました。今は、限られた時間でどう付き合うかを考えるようにしています。
寝る前の遊び方で、うちが意識していること
うちでやっているのは、シンプルにこれだけです。
- 寝る前にできるだけ遊ぶ:短い時間でも、おもちゃで集中して体を動かしてもらう
- 手では遊ばせない:手や足にじゃれる癖がつくと、あとで噛み癖につながりやすいので、おもちゃ越しに
- ごはんは決まった時間に:遊んだかどうかに関わらず、毎日同じ時間に。リズムが安定します
時間の長さより、「集中して遊べたか」のほうが効く気がしています。寝る前に少しでも相手をするようになってから、夜の落ち着きが変わってきました。
やらない方がいいと感じたこと
- 走り回るのを叱る:本能的な行動なので、叱ってもやめません。お互いにストレスになるだけでした
- 騒ぐたびに構う・おやつをあげる:「夜に騒ぐといいことがある」と覚えてしまうことがあります
- 危険の放置:コード類・誤飲しそうな小物・すき間。夜に暴れる前提で、先に片付けておく方が安心です
部屋の危険チェックは家のなかの「あぶないもの」チェックにまとめています。
夜の安全は、ケージとセットで考える
うちは「走り回るのは人が起きている時間に。人が寝ている間は、安全な場所で休んでもらう」と分けています。夜はケージで休んでもらう形にしてから、寝ている間の事故の心配がぐっと減りました。
すずも最初はケージで「ミャーミャー」と鳴くことがありましたが、寝る前に遊ぶこととセットにしたら、少しずつ落ち着いて眠るようになりました。夜のケージについては、子猫は夜にケージへ入れても大丈夫?で詳しく書いています。
うちで使っているのは、好きな形に組み立てられるタイプのケージです。
modular-cat-cage
まとめ
子猫が夜に走り回るのは、薄明薄暮性と昼間にためたエネルギーによる、多くの場合は自然な行動です。すずも毎晩9時から運動会が始まりますが、「やめさせる」のではなく、寝る前に短くても集中して遊んで、夜は安全な場所で休んでもらう——この形に落ち着いてからは、家族もすずも、だいぶ穏やかに夜を過ごせるようになりました。
すずの性格やふだんの様子は性格はとびきりの甘えんぼでも書いています。よかったらあわせてどうぞ。
この記事に出てきたもの

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よくある質問
子猫が夜に暴れるのは病気ですか?
多くの場合は病気ではなく、子猫らしい自然な行動です。猫はもともと夕方や明け方に活発になりやすく、昼にたっぷり寝たエネルギーが夜に出てきます。ただし、鳴き方や走り方がいつもと明らかに違う、食欲がない、トイレの様子がおかしいなど、ほかの変化をともなうときは、早めに動物病院に相談してください。
夜の大運動会はいつまで続きますか?
個体差がありますが、成長して体力の使い方が落ち着いてくると、少しずつ穏やかになる子が多いと言われます。うちのすずはまだ子猫なので、毎晩9時ごろになると元気いっぱいです。今は『なくすもの』ではなく『付き合っていくもの』と考えて、寝る前に遊ぶ時間をつくるようにしています。
夜に走り回っていても無視していいですか?
部屋の安全が確保できているなら、走ること自体は止めなくて大丈夫なことが多いです。ただ、人が寝ている時間帯はコードのいたずらや誤飲など、目が届かない事故が心配です。うちは夜の間はケージで休んでもらう形にして、走り回るのは人が起きている時間に、と分けるようにしました。
寝る前はどれくらい遊べばいいですか?
決まった正解はありませんが、短い時間でも、おもちゃで集中して体を動かしてもらうだけで違いを感じました。うちは家族の就寝時間の都合で長くは遊べないのですが、それでも寝る前にできるだけ相手をするようにしてから、ケージに入ってからの落ち着きが変わってきたように思います。
夜ごはんのタイミングで変わりますか?
うちは、遊んだかどうかに関わらず、ごはんは毎日決まった時間にあげるようにしています。時間が安定していると生活のリズムがつきやすいと感じています。食事の回数や量は月齢によっても変わるので、迷ったときはフードの表示やかかりつけの獣医師に相談すると安心です。
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