
結論
ロイヤルカナン子猫用の前期と後期の違いは、対象月齢と、その時期の成長に合わせた栄養設計です。公式表記では前期用(マザー&ベビーキャット)が生後1~4ヵ月齢まで、後期用(キトン)が生後12ヵ月齢まで。切り替えの目安は生後4か月で、うちのすずも生後4か月になった7月に後期用へ移りました。量はパッケージの給与量表を月齢と体重で引いて決め、うちは1日3回に分けて、ぬるま湯でふやかして与えています。食いつきが落ちたときは、フードに飽きたと決めつける前に、おやつを始めていないかの確認を。便や体調の異常が続く場合は獣医さんへ相談してください。
ロイヤルカナンの子猫用ドライフードには、「前期」と「後期」があります。正式には、成長前期の子猫用「マザー&ベビーキャット」と、成長後期の子猫用「キトン」です。
うちのすずは、生後4か月になった7月に、前期用から後期用へ切り替えました。
……と書くと計画的に聞こえますが、先に白状しておくと、切り替えのやり方をはっきり覚えていません。 量のグラムも測っていません。それでも今のところ、すずは元気に育っています。
この記事では、公式サイトで確認できる「前期と後期の違い」と「切り替え時期の目安」を出典つきで整理したうえで、そういう正直なわが家の記録を書きます。きれいな模範例ではありませんが、同じところで迷っている方の参考になれば嬉しいです。
前期と後期は何が違う?公式サイトの表記で整理

まず名前の整理からです。ロイヤルカナンの子猫用(店頭で買える総合栄養食のドライ)は、大きくこの2つに分かれています。
前期用は「マザー&ベビーキャット」。 公式製品ページでは「成長前期の子猫用(生後1~4ヵ月齢まで)」とされていて、妊娠後期から授乳期の母猫にも対応するフードです。子猫と母猫が同じものを食べられる設計になっています。
後期用は「キトン」。 公式製品ページでは「生後12ヵ月齢まで」の成長後期の子猫用とされています。うちにある袋にも「生後12ヵ月までの子猫用 キトン」と書かれています。
では中身は何が違うのか。キトンの製品ページには、永久歯が生え始める時期に合わせたデンタルケアへの対応、ビタミンEとCなどの抗酸化成分による免疫力のサポート、DHA(オメガ3系不飽和脂肪酸)による脳や視力の発達サポート、プレバイオティックスによる腸内環境のサポート、といった特徴が並んでいます。一方でマザー&ベビーキャットのページにも、免疫サポートやDHA、プレバイオティックスの記載はあります。
つまり公式ページを見比べたかぎり、まったく別物というより、「どの時期の成長に合わせて調整されているか」が違う、と理解するのが近そうです。前期用は離乳期を含む急成長期と母猫のためのフード、後期用は永久歯が生えてくる時期からのフード。違いの本体は、対象月齢とその時期に合わせた栄養設計です。細かい成分値まで知りたい方は、各製品ページの成分表で比べられます。
いつ切り替える?公式の区分と、うちの実際
切り替え時期は、公式の区分がそのまま答えになっています。前期用の対象が「生後4ヵ月齢まで」。そして子猫の成長に合った食事の解説ページでも、キトンの対象は生後4ヵ月齢から12ヵ月齢までとされています。境目は生後4か月です。
うちの場合。すずの誕生日は3月9日(推定)と決めているので、生後4か月になるのは7月9日ごろ。実際に前期用から後期用へ切り替えたのは、2026年7月の上旬から中旬ごろでした。「4か月になった日にきっちり」というより、そのあたりで自然に移った、というのが正直なところです。
結果としては公式の区分どおりの時期になっていましたが、狙い澄ましたわけではなく、パッケージに書いてある月齢を見て「そろそろか」と動いただけです。それで十分だったと思っています。
切り替えのやり方は、正直に言うと覚えていません
さて、この記事でいちばん正直に書かないといけないところです。
フードの切り替えは、少しずつ混ぜながら移行するのが定石とされています。ロイヤルカナンの公式サイトにもフードの切り替え方を解説したページがあり(子猫用から成猫用への切り替えについての記事です)、最初の2日は今までのフード75%に新しいフード25%、次の2日は半々、その次の2日は25%対75%、そして7日目に新しいフード100%へ。合わない様子があれば10日間に延ばす、という段階的な方法が紹介されています。急に切り替えると、嘔吐や下痢などの消化器系の問題につながる可能性があるそうです。前期用から後期用への切り替えに限定した解説ページは見つけられませんでしたが、フードを変えるときの考え方としては同じはずです。
で、うちがどうしたかというと──はっきり覚えていません。 少し混ぜた気もするのですが、おそらく、わりとすぐ全量を後期用にした気がします。記録も取っていませんでした。
結果として、食いつきにも便にも、変化は特にありませんでした。ただ、これは**「たまたま問題が出なかった」だけ**だと思っています。同じメーカーの子猫用同士だったことが幸いしたのかもしれませんが、それも推測です。定石を否定する材料にはまったくならないので、これから切り替える方は、公式が示すように数日かけて混ぜていく方法をとるほうが安心だと思います。そして万一、便のゆるさや嘔吐が続くようなら、フードのせいと決めつけずに獣医さんに相談してください。
切り替えの記録、ちゃんとつけておけばよかったというのが、この記事を書いていていちばんの反省です。
量はどう決める?給与量表の読み方と、うちの現実
「子猫にどれくらいの量をあげればいいのか」は、パッケージと公式製品ページにある給与量表で決めます。
この表は、子猫の月齢と体重のマトリックスになっています。縦横で月齢と体重を引いて、交わったところが1日の給与量の目安。ドライだけを与える場合と、ウェットを混ぜて与える場合の2パターンが載っているので、うちのようにドライだけなら「ドライのみ」の表を見ます。
すずでやってみると、いまは生後5か月・体重2.6kg(8月3日の実測)なので、「5か月」と「2.6kgを含む体重の帯」が交わるマスを見ればいい、ということになります。具体的なグラム数をここに書き写すことはしません。フードのリニューアルで数値が変わることがありますし、何より、お手元のパッケージの表を見るのがいちばん確実だからです。
そしてうちの現実はというと──グラムは測っていません。 給与量表どおり「のつもり」の量を、目分量で出しています。胸を張れる運用ではないのですが、事実なのでそのまま書きます。表を引くには体重の把握が必要なので、体重だけは節目で測るようにしています。うちの体重の測り方は子猫の成長早見表の記事に書きました。
回数は1日3回に分けています。ロイヤルカナンの子猫の食事の解説ページでは、子猫は消化機能が未発達なので1日3〜4回に分けて与えるとよいとされていて(生後4週間〜4ヵ月ごろの説明で、その後も回数の目安は変わらないとあります)、うちの3回はちょうどその範囲でした。
ちなみに、後期用に切り替えた今も、ドライはぬるま湯でふやかして与えています。すずが水をあまり飲まないことと、粒を丸飲みしがちなことが理由です。このあたりの経緯とやり方は子猫のふやかしごはん、いつまで続ける?に詳しく書いています。
食いつきは変わった?──「お、ささみじゃないんかい」
前期用から後期用への切り替えで、食いつきは変わりませんでした。便も変わらず。切り替えそのものは、拍子抜けするほど何事もなく終わりました。
ところが最近、別の理由で食いつきに変化がありました。
うちでは少し前から、おやつをあげるようになりました。中でもささみが大のお気に入りで、ささみのときのすずの勢いはごはんの比ではありません。すると、どうなったか。普通のごはんの時間に、器まで食べに行って、中をちょっと見て、そのまま通り過ぎることがあるのです。見ているこちらには「お、ささみじゃないんかい」という顔に見えて、思わず笑ってしまいました。あの一瞥と素通りには、期待と落胆がはっきり出ています。
笑い話のようですが、これはけっこう大事な教訓だと思っています。もしうちが、おやつのことを忘れてこの素通りを見ていたら、「後期用に切り替えたせいで食いつきが落ちた」と誤解していたかもしれません。 時期が近かったら、たぶん疑っていたと思います。
なので、子猫がごはんを残したり素通りしたりするようになったら、「フードに飽きた」「切り替えが失敗だった」と結論を出す前に、最近おやつを始めていないか、増やしていないかをまず疑ってみてください。うちの場合、犯人はフードではなくささみでした。フードの好みそのものの話は、いくつか食べ比べた顛末をグランツ キャットフードの口コミ記事に書いています。
もちろん、おやつのせいと決めつけるのもまた早合点です。食べない状態が続くときや、体調の異常をともなうときは、獣医さんに相談してください。
おわりに
前期と後期の違いは、対象月齢と、その時期の成長に合わせた栄養設計。切り替えの目安は生後4か月で、うちもだいたいそのとおりに切り替えました。一方で、切り替えの手順はうろ覚え、グラムは未計測と、わが家の記録はずいぶん頼りないものでした。曖昧なところは曖昧なまま書いたので、模範例ではなく「実例のひとつ」として読んでいただければと思います。
次の切り替えは、1歳での成猫用への移行です。今度こそ、混ぜた割合と日数を記録しながらやるつもりです。その様子はまた記事にします。
すずの体重と成長の記録はすずの成長アルバムで毎月更新しています。切り替え前後の様子も、そちらで振り返れます。
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よくある質問
ロイヤルカナンの前期用(マザー&ベビーキャット)はいつまで与えられますか?
公式サイトでは「成長前期の子猫用(生後1~4ヵ月齢まで)」とされています(妊娠後期〜授乳期の母猫にも対応)。生後4か月がひとつの区切りで、その先は成長後期の子猫用(キトン)に引き継ぐ設計です。うちのすずも、生後4か月になった7月に後期用へ切り替えました。
後期用(キトン)はいつから、いつまで与えられますか?
公式サイトの表記では「生後12ヵ月齢まで」の成長後期の子猫用です。成長段階の解説ページではキトンの対象は生後4ヵ月齢からとされているので、前期用からの切り替えは生後4か月が目安になります。1歳になったら、今度は成猫用への切り替えを考えるタイミングです。
生後4〜5か月の子猫に与える量はどれくらいですか?
パッケージや公式製品ページにある給与量表を、子猫の月齢と体重で引いて決めます。表は月齢と体重のマトリックスになっていて、ドライだけの場合とウェット併用の場合で数値が分かれています。具体的なグラム数はお手元のパッケージの表を確認するのが確実です。うちは正直グラムまでは測れておらず、給与量表どおりのつもりの量を1日3回に分けて与えています。
子猫が急にフードを食べなくなりました。飽きたのでしょうか?
フードに飽きたと決めつける前に、最近おやつを始めていないかを思い出してみてください。うちのすずも、ささみのおやつを覚えてから、普通のごはんをちょっと見て通り過ぎることが出てきました。ただし、食べない状態が続く場合や、嘔吐・下痢など体調の異常をともなう場合は、フードのせいと決めつけず獣医さんに相談してください。
後期用(キトン)もふやかして与えていいですか?
うちは後期用に切り替えた今も、ぬるま湯でふやかして与えています。すずが水をあまり飲まないことと、粒を丸飲みしがちなことが理由です。ロイヤルカナンの公式FAQではふやかすお湯は約60度以下が推奨されていて、熱湯は避けるようにとあります。ふやかしを続けている理由と手順は「子猫のふやかしごはん、いつまで続ける?」の記事に詳しく書いています。
すずからのお手紙
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