
結論
子猫の体重は、生後1か月で400〜500g、2か月で1kg、4か月で2kg、6か月で3kgほど——というのが、成猫で4kgくらいになる子の目安の一例です(ロイヤルカナン公式)。590gで保護したすずは、7月20日に2.5kg、9月25日に3.0kgになりました。7月は床派だったのに9月からはタワーのいちばん上で昼寝するなど、中身はその子それぞれ。目安と「うちの子のいま」を並べて、ゆっくり見守っていきましょう。
目次
すずを川のへりで保護した日、体重は590gでした。片手にすっぽり乗る重さです。それから3か月あまりたった7月20日、この記事を書くのに合わせて量ってみたら、2.5kgになっていました。4倍以上です。9月25日には3.0kgになりました。
子猫の成長は本当にあっという間で、「今のこの子は順調なんだろうか?」と目安を調べる場面が何度もありました。この記事では、月齢別の成長早見表(体重とこのころの様子)をまとめたうえで、すずの実測記録を隣に並べます。目安と実例をセットで見られるページとして、ブックマークして使ってもらえたらうれしいです。
子猫の成長早見表(月齢別の体重と様子)
まず結論の早見表です。体重の目安は、ロイヤルカナン公式の「子猫の月齢と体重」の目安(成猫時4kgの場合)と、同社の子猫用フードの給与表にある月齢と体重をもとにまとめました。成猫になったときの体格によって目安そのものが上下するので、猫種や個体によって幅があります。
| 月齢 | 体重の目安 | このころの様子 |
|---|---|---|
| 生まれてすぐ | 100g | 目は閉じたまま。母猫(または人)のケアが全面的に必要 |
| 生後1週 | 200g | 体重が毎日10〜30gずつ増えていく |
| 生後2〜3週 | 200gから500gへ増えていく途中 | 立ち上がろうとし始め、最初の乳歯が生えてくる |
| 生後1か月 | 400〜500g | ミルクだけの食事から、子猫用フードへの切り替えを始めるころ |
| 生後2か月 | 1kg | 母乳(ミルク)を飲まなくなり、食事がフードへ切り替わっていく |
| 生後3か月 | 1.3kg | ほかの猫や人と遊べるようになる |
| 生後4か月 | 2kg | 生後3〜4か月ごろまでは、急激に成長する時期が続く |
| 生後5か月 | 2.3〜2.9kg | 乳歯が永久歯に生え替わる時期(5〜7か月ごろ)に入る |
| 生後6か月 | 2.3〜3kg | 増え方がゆるやかになっていく |
| 生後7〜12か月 | 3.1〜4kg(10か月で3.6kg) | 成猫の体格に近づいていく |
出典: ロイヤルカナン公式「子猫のフードに関するよくある疑問(新しいタブで開きます)」(月齢と体重の目安・成猫時4kgの場合)、「子猫のご飯(新しいタブで開きます)」(給与量の目安の表にある月齢と体重)、「子猫の成長早見表。生後重要な5つの節目(新しいタブで開きます)」「猫の健康的な成長(新しいタブで開きます)」(このころの様子)。生後2〜3週の体重は、目安の表に値がないため、前後の値(1週200g・1か月500g)のあいだとして書いています。
体重がこの表から多少ずれていても、食欲があって元気に動いているなら、それがその子のペースであることがほとんどです。逆に、数字が合っていても元気がないときは病院へ。数字より「いつもどおりかどうか」のほうが大事だと、すずを迎えてからの数か月で実感しています。
すずの実測記録|590g → 1kg → 2.5kg → 3.0kg
うちの実測を、同じ月齢の目安と重ねるとこうなります。緑の帯が目安の幅、線がすずです。
| 月 | 推定月齢 | 体重 | 主なできごと |
|---|---|---|---|
| 2026年4月 | 生後1か月 | 590g目安 400〜500g | 川のへりで保護。家族になる |
| 2026年5月 | 生後2か月 | 1kg ぴったし目安 1kg | ミルク卒業。走り回る |
| 2026年6月 | 生後3か月 | (量り忘れ)目安 1.3kg | キャットタワーデビュー |
| 2026年7月 | 生後4か月 | 2.5kg目安 2kg | タワーより床派と判明。押し入れ大好き |
| 2026年8月 | 生後5か月 | 2.6kg目安 2.3〜2.9kg | お腹を見せて寝るように。なつき度は10点 |
| 2026年9月 | 生後6か月 | 3.0kg目安 2.3〜3kg | タワーのいちばん上の棚で昼寝するように |
5月の「1kg」には、ちょっとした思い出があります。わが家でつけている"すず日記"に、「たいじゅうは、1kg ぴったし」という記録が残っているんです。保護した日の590gから、3週間で倍近く。数字で見ると、あの小ささからよくここまで来たなあとしみじみします。
ここから先は、生後1か月から6か月まで、月齢ごとに「目安」「すずの実測」「そのころの様子」「その月齢で読みたい記事」を並べます。月ごとの写真はすず成長アルバムに追記しています。
生後1か月の子猫の体重は?
生後1か月の体重の目安は400〜500gです。ロイヤルカナン公式の目安では1か月で500g、子猫用フードの給与表では生後1か月齢で0.4kgとされています。ミルクだけの食事から、子猫用フードへの切り替えを始めるころです。
すずは4月16日、推定で生後1か月と数日のときに保護して、体重は590gでした。最初の夜は段ボールとタオルで眠り、初日は「シャー」と警戒していました。
この月齢のミルクの量や卒業の目安は子猫のミルクはいつまで?に、そのころの写真はアルバムの4月にあります。
生後2か月の子猫の体重は?
生後2か月の体重の目安は1kgです(ロイヤルカナン公式の目安・給与表とも1kg)。生後8週ごろには母乳(ミルク)を飲まなくなり、食事がフードへ切り替わり始めるとされています。
すずは5月8日(推定生後2か月ごろ)に1kg ぴったし。保護から3週間ほどで倍近くになりました。ミルクを卒業してごはんはフードが中心になり、リビングを走り回るように。爪とぎのつもりで買った魚型の爪とぎは、なぜか枕として使っていました。
フードに移るころの話は子猫のふやかしごはん、いつまで続ける?に、写真はアルバムの5月にあります。
生後3か月の子猫の体重は?
生後3か月の体重の目安は1.3kgです(ロイヤルカナンの子猫用フードの給与表・生後3か月齢)。生後12週ごろには、ほかの子猫や飼い主と遊べるようになるとされています。
すずは、正直に書くとこの月(6月)は量り忘れで、体重の記録がありません。そのかわり出来事は多く、キャットタワーがわが家に来て、フードの食べ比べも始まりました。300円のおもちゃは、ひと回ししてあげると、ひとりで追いかけていました。
この月齢で読みたいのは子猫のふやかしごはんとキャットタワーはいつから?。写真はアルバムの6月にあります。
生後4か月の子猫の体重は?
生後4か月の体重の目安は2kgです(ロイヤルカナン公式の目安・給与表とも2kg)。生後3〜4か月ごろまでは、急激に成長する時期が続くとされています。
すずは7月20日(推定生後4か月と少し)に2.5kgで、目安より500gほど上でした。目安は成猫時4kgの場合の一例なので、体格によって上下します。このころはキャットタワーのてっぺんまで登れるのに、あまり登らない床派。押し入れなど狭いところが大好きでした。誕生日を「3月9日(推定)」に決めたのもこの月です。
この月齢で読みたいのはキャットタワーはいつから?と子猫の歯磨きの始め方。写真はアルバムの7月にあります。
生後5か月の子猫の体重は?
生後5か月の体重の目安は2.3〜2.9kgです(ロイヤルカナンの子猫用フードの給与表・生後5〜6か月齢)。生後5〜7か月ごろには、乳歯が永久歯に生え替わるとされています。
すずは8月3日(推定生後5か月ごろ)に2.6kg。前回(7月20日)の2.5kgから100gの増加で、ひと月で倍近くになっていたころと比べると、増え方がずいぶんおだやかになりました。
歯が生え替わる時期なので、子猫の歯磨きの始め方がこの月齢で読みたい記事です。写真はアルバムの8月にあります。
生後6か月の子猫の体重は?
生後6か月の体重の目安は2.3〜3kgです。ロイヤルカナンの子猫用フードの給与表では生後5〜6か月齢で2.3〜2.9kg、公式の目安では生後6か月で3kgとされています。ここから先は増え方がゆるやかになり、生後10か月で3.6kgが目安です(成猫時4kgの場合)。
すずは9月25日(推定生後6か月半)に3.0kg。8月3日の2.6kgから、7週間あまりで400gの増加です。7月には床派だったのに、いまはキャットタワーのいちばん高い棚にいることが多く、昼寝もよくそこでしています。
引き続き子猫の歯磨きの始め方を。写真はアルバムの9月にあります。
保護した子猫は「推定月齢」から数える
すずには誕生日がありません。保護した子猫はみんなそうだと思います。
うちの場合は、保護して3日目に動物病院で診てもらったとき、「590gなら、生後1か月とちょっと経ってるね」と推定してもらいました。逆算すると3月の上旬から中旬生まれ。そこでこの記事を書くのに合わせて、家族で相談してすずの誕生日を「3月9日」に決めました。
誕生日が決まると月齢が数えやすくなるのはもちろん、毎年お祝いできる日がひとつ増えるのがうれしいところです。来年の3月9日は、すずの1歳のお誕生日です。
月齢の推定は、体重だけでなく歯の生え方や目の色、歩き方などを合わせて判断するそうなので、自己判断よりも動物病院で診てもらうのが確実です。最初の健康チェックも兼ねられるので、保護したらまず一度受診しておくと、その後の目安がぐっと立てやすくなります。
体重の測り方(うちのやり方)
子猫用の体重計は使っていません。うちのやり方はシンプルで、人がすずを抱っこして体重計に乗り、あとで自分の体重を引き算するだけです。家庭の体重計だと100g単位になりますが、成長の記録としては十分でした。
じっとしてくれない時期は、洗濯ネットやキャリーに入れて量って、あとで容器の重さを引く方法もあります。毎日量る必要はなくて、月に1〜2回、同じくらいの時間帯に量っておくと増え方が見えて安心です。
早見表どおりでも、中身はその子それぞれ
体重は早見表と見比べながら記録してきたすずですが、中身が目安どおりかというと、そうでもありません。
たとえばキャットタワー。生後3〜4か月でキャットタワーを導入して、7月にはてっぺんまで登れるようになりました。ただ……そのころはそんなに好きじゃないのか、あんまり登りませんでした。キャットタワーよりも、リビングの周りをうろうろしている時間のほうがずっと長い床派。「猫は高いところが好き」と聞いていたので、ちょっと拍子抜けでした。ところが9月になると、タワーのいちばん上の棚にいることが多くなり、昼寝もよくそこでするようになりました。
その代わり、狭いところは大好きです。押し入れの扉が開いた瞬間、そこに吸い込まれるように入っていきます。閉める前に必ず中を確認するのが、わが家のルールになりました。
早見表は「体の成長」の目安にはなりますが、性格や好みはこんなふうにその子それぞれ。数字が順調なら、あとは目の前の子の「らしさ」を楽しむのがいちばんだと思います。
まとめ|目安と「うちの子のいま」を並べて見守る
子猫の成長早見表は、生後1か月で400〜500g、2か月で1kg、4か月で2kg、6か月で3kgほど、というのがおおまかな目安(成猫時4kgの場合)。すずは590gから、7月20日に2.5kg、9月25日に3.0kgになりました。
体重の増えが止まる・減る・元気がない、というときは早めに動物病院へ。それ以外は、目安と照らしながら「うちの子のいま」を記録しておくと、あとから見返したときの宝物になります。
すずの成長は、すず成長アルバムに月に一度のペースで記録していきます。同じくらいの月齢の子と暮らしている方は、ぜひまた見比べに来てください。
これから子猫を迎える方・迎えたばかりの方は、子猫を迎えたらやること総まとめと、月齢の近い子ならミルクの卒業時期の話もあわせてどうぞ。
よくある質問
子猫の体重はどのくらいのペースで増えますか?
生後半年ごろまでは、1か月に数百グラムずつ増えていくのが一般的な目安とされています(ロイヤルカナンの目安では、成猫時4kgの場合で1か月500g・2か月1kg・4か月2kg・6か月3kg)。うちのすずは保護時590g(推定生後1か月)→約3週間で1kg→7月20日(生後4か月ごろ)に2.5kgと、このころはおよそ月に600gのペースでした。その後は8月3日に2.6kg、9月25日に3.0kgと、増え方がゆるやかになっています。増え方には個体差や猫種差があるので、目安から多少ずれていても、食欲があって元気なら過度に心配しなくて大丈夫と言われています。
子猫の体重が増えないときはどうすればいいですか?
数日単位の停滞はよくありますが、1〜2週間まったく増えない、減っていく、食欲や元気がない、といったときは様子を見すぎず動物病院に相談してください。子猫は体力の余裕が少ないので、早めの受診が安心です。
子猫の成長はいつまで続きますか?
体重の増加は生後6か月ごろまでが特に大きく、その後はゆるやかになって、1歳前後で成猫の体格に落ち着くのが一般的とされています。猫種や個体によっては1歳半〜2歳ごろまでゆっくり成長する子もいます。
保護した子猫の月齢が分かりません。どうやって調べますか?
体重・歯の生え方・目の色・歩き方などから、動物病院で推定してもらうのが確実です。うちのすずも保護して3日目に動物病院で診てもらい、体重590gから「生後1か月と少し」と推定してもらいました。そこから逆算して、家族で相談して誕生日を3月9日(推定)に決めました。
早見表どおりに成長していなくても大丈夫ですか?
早見表はあくまで平均的な目安です。小柄な子・大柄な子、運動が好きな子・のんびりな子と、成長のしかたはその子それぞれ。食欲・元気・うんちの状態が普段どおりなら、数字のずれだけで慌てなくて大丈夫とされています。不安なときは健診のついでに獣医師さんに聞いてみてください。
生後5か月で3kgは大きい?
ロイヤルカナン公式の目安(成猫時4kgの場合)では、生後5〜6か月齢の体重は2.3〜2.9kg、生後6か月で3kgとされています。ただし目安は成猫になったときの体格によって上下するので、数字だけで大きい・小さいは決められません。体格や体つきが気になるときは、健診のときに獣医師に相談してください。参考までに、すずは9月25日(生後6か月半)に3.0kgでした。
子猫が一番やんちゃな時期は?
獣医行動学の解説(MSD獣医マニュアル)では、ほかの猫や人を相手に取っ組み合ったり追いかけたりする遊びは生後4週ごろに始まり、生後6〜9週(2か月前後)がピークで、生後12〜14週(3か月ごろ)を過ぎると少しずつ落ち着いていくとされています。物を追いかけて飛びかかる遊びは生後6〜8週ごろに始まり、生後18週(4か月半)ごろがピークです。すずも5月ごろにはリビングを走り回り、6月は300円のおもちゃを、ひと回ししてあげるとひとりで追いかけていました。
子猫はいつまで子猫?
キャットフードの区分では、子猫用(成長後期用)は生後12か月齢までとされています(ロイヤルカナンのキトンの対象月齢)。体重の目安も、生後7〜12か月で3.1〜4kg(成猫時4kgの場合)と、1歳ごろまでゆっくり増えていきます。成猫用のフードに切り替える時期は、パッケージの対象月齢と、健診のときの獣医師の意見で決めると安心です。
すずからのお手紙
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